●仲田コージ & Boogie Baby Band
58歳でCDデヴューを果たしたブルースシンガーがいる!そんなビックリ情報が京都から舞い込んで来ました!塩次伸二プロデュースの下、MOJOからデヴューした58歳の新人・仲田コージ率いる、仲田コージ & Boogie Baby Band。8月1日、CD発売記念となるステージを見届けるため、京都北山へZOOM UP!!して来ました。イヤね…実はチョッと不安でした(と言うより恐かった)。一体どんな豪傑オヤジに出くわすことになるのか?と。ところがお会いしてみると、とても優しい笑顔で迎えてくださり、開口一番「わざわざ大阪から来てくれはったん?そらオオキニ!ご苦労さん。ありがとうネ」とガッチリ握手。その手はとても大きく、温かかった。

仲田コージ
まずは音楽そしてBluseとの出逢いは?
Bluseと出逢ったのは15歳の頃。飾らない歌詞と価値観が人生の代弁者のように感じてね…Bluseのノリとリズムは身体を使って汗をかく労働者のためにあるようにも感じて興奮したのを憶えてます。それ以来40年、大工をしながら唄い続けて、こんな歳になりましたワ(笑)。
Boogie Baby Band、随分とバラエティに富んだメンバーですね。
Boogie Baby Bandができたのは2年前。現在のメンバーになってからは1年やったかな?ともかく下は20代から、30代、40代そして私が58歳と、4世代揃うとります。若いモンにいっつも年寄り1人イビられてますネン!ア〜ハハハハッ!
新人Bandというには風格ありすぎ?。
いやいや新人でっせ!ハハハハッ!まぁみんな色んなとこでやってはんネン。音楽の仕事もそうやし、音楽以外の仕事も持ったはる人もおりますし、私なんか大工やって日銭かせぎながら好きな音楽やってきましてん。もう58になりましたが…ウン!これかからがまた面白いんやないかと思ってます。若い人に支えられてネ。ウン、楽しみやね!
まだまだ、お話を伺いたかったところですが「楽器のHPなんやったら団クンや楽器のヒトらにたくさん話し聴いたらエエ」と御大は若人(?)に座を譲り、ステージの準備へと席を立たれました。では、Boogie Baby Bandの皆さんのお話を。
バンマスでもあるGtr.団篤史サンはジョニー大倉氏のバンドでもプレイしてます

団篤史
キッカケはやっぱりR&R。ストーンズとかね。それからロカビリーが大好きになって…ブルースなどルーツミュージックに魅せられて行きました。メインギターはGRETCH、アンプはFENDER BASSMAN。解るでしょ!あの音ヤっ!てこと。エフェクターも好きですヨ!使っているのはAC Booster、RUST Booster lllにVOCUのテープエコー。GRETCH・BASSMANのR&Rな音でいかにジャンプブルースをプレイするか!ですね。
京都ではBlusemen、神戸ではContory Player。もう1人のGtr.松田ゆうきサン

松田ゆうき
最初に持ったのは知り合いから譲り受けたフライングV。持ち方が解らなくてずっとネックの方で弾いてました。それでX JAPAN演ってました(笑)。ある日タマタマ、エリッククラプトンの映像を観たのがキッカケ。目を閉じて弾いている姿が印象的で…その時初めて「アドリブ」というものを知って、その時からロックからブルースへと原点回帰して行きましたね。エフェクターは使わないのが基本。クリアートーンにこだわります。
さて、楽器屋さんとの関わりは?

黒田雅之
●Saxの黒田サン曰く…
スイマセン(笑)ボクは2本程通販でサックス買いました。イギリスとアメリカでしか売ってなかったもので、海外まではよう行きませんでしたので…でも2回とも買ってから思いました。「やっぱり吹いてから買わないと」と。生徒さん(サックス教室の先生もされてます)にも言うんですよ「吹いてから買え」ってね。
●そして団さんも
ネット通販でモノを確かめずに買う…そりゃイカン!よネ。楽器はやっぱり、よく解っているヒトにつくというか…信頼できる店を持つことはとても大切なことだと思いますね。プレイヤーならなおさらですよネ。
各々キャリアもあり、現在も多方面で活躍する各メンバーですが

神吉信一
●Drumの神吉信一サンは…
今はともかく、この58歳の新人ブルースシンガー・仲田コージの新人バンドBoogie Baby Bandのメンバーとして頑張って行きたいと考えています!
●そして団さんも
生活感のあるブルースを58歳の新人仲田コージがユーモアを交え、明るく唄う…仲田コージ & Boogie Baby Bandのサウンドをゼヒ楽しんでください!年齢層が幅広いのはメンバー構成だけじゃありません。老若男女あらゆる方々が楽しめるバンドです!
仲田コージ & Boogie Baby Band  ●2007年8月1日/京都北山MOJO WEST
まさに「飲めや!歌え!の大騒ぎ!」客席には少女からオッサンまで!とあらゆる年齢層で埋められた。そして、みんなが同じ笑顔でBoogie Babyサウンドを心から楽しんでいる。客席から飛ばされるヤジとまるで漫才のようなやり取りがあり、終止なごやか&リラックスムードでステージが進行して行く一方で、Boogie Baby Bandの緊張感溢れる演奏がコントラストとなり、観る者、聴く者をグイグイとその世界へ引き込んで行く。「何もかんも無くしてしもてね…」仲田コージの詩はどれも庶民生活のモノ悲しさを訴えるが、しかし決して暗くない!明るく楽しく!聴く者を「しゃ〜ない、明日からまた、ガンバって生きていこう!」と思わせてくれる。これも58歳という年輪のなせるワザか?近年TV等では「関西=大阪」というようなイメージが押し付けられているが…まさに京大西部講堂時代の生き残り(?)とも言える仲田コージが元気に明るく、そしてごく自然に唄い・演奏を続けている、京都という街の奥深さを改めて感じさせてくれた1夜でありました。
仲田コージさんは現在、FM京都[89.4MHz]土曜24:00〜25:00mp「MOJO WEST MUSIC SELECTION」において第4土曜レギュラーとして「仲田コージのMidnigt Boogie」のパーソナリティーを務めております!
インタヴュー:2007年8月1日(水)
photograph
団篤史(左)のメインはGRETCHの6120。松田ゆうき(右)のメインはゴールドトップのGibson LesPaul '56モデル。
ストラトは団篤史、テリーは松田ゆうきのサブギター。
団篤史(上)のボードにはAC Booster、RUST BoosterlllにVOCUのテープエコー。一方、松田ゆうき(下)の足下はRC Boosterとチューナーのみ。
BASSのチャーリー谷口はコレ1本!「とあるライブハウスに飾りとして置いてあったモノだが、アタリの1本だった!」というウッドベース。
日本には3本しかない、バリトンサキソフォンよりも1オクターブ低いEb管サキソフォン・TUBAXを操る黒田雅之(この日はテナー)。手前はKey・そうきあい。Pianoプレイはもちろんのことファンキーなオルガンも必聴です!
仲田コージ & Boogie Baby Band
●ブギー・ベイビー
■MOJO LABEL ■XQCM-1301
¥2,625(税込) On Sale!
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